CHANGE

CHANGE

01

販売店からメーカーへ

工業用刺繍機を開発

1944

「東海工業ミシン有限会社」を設立

創業者の田島亮は愛知県にて工業用ミシンの販売会社を立ち上げ、現タジマグループの礎を築きました。その後の終戦を経て、日本の復興とともにファッション産業も再び息を吹き返していきました。

1964

多頭式自動刺繍ミシンの
製造・販売を開始

2代目の田島郁夫が4年の歳月をかけて多頭式自動刺繍ミシンを開発し、メーカーに転身。お客様の課題解決をしたい一心で、日々技術開発に邁進。ここから刺繍機メーカーとしてのタジマの歴史がスタートしました。

CHANGE

02

ローカル企業から
グローバル企業へ

空前のゴルフブームでロゴ刺繍付ファッションが流行!
タジマの多色刺繍機が世界中で大ヒット!

1970

世界初   刺繍機における
「ジャンプ機構」を
開発
「タジマ工業株式会社」を設立

「イッセイ・ミヤケ」や「ケンゾー」をはじめ日本人デザイナーが世界で活躍し、革新的なコレクションを数多く発表。日本のファッション産業が国際舞台で注目を集める中、タジマは刺繍の生産効率を向上させる「ジャンプ機構」を開発。同年、販売部門を一層強化すべくタジマ工業株式会社を設立し、世界中にタジマの刺繍機を届けるための販売体制を築きました。

1972

「東海工業ミシン有限会社」から
「東海工業ミシン株式会社」へ
商号変更

1978

「6針(6色)自動糸換タイプの
電子刺繍機」を発売

空前のゴルフブームと相まって、ロゴ刺繍付ファッションが大流行。カラフルな刺繍ニーズの高まりとともに、自動糸換機能を持つ刺繍機を発売。多色刺繍における糸換えの手間を減らし、多色刺繍の生産性が向上しました。

1982

世界初 「多頭式
電子環縫いハンドル刺繍機」を発売

かつて職人が手ハンドルと呼ばれる環縫い用ミシンで1点1点制作していた工程を世界で初めて自動化。柔らかく、温かみのあるサガラ刺繍や編み目模様を施すチェーン刺繍など、機械刺繍における表現力の幅が格段に上がりました。

1986

世界初 「シークイン
(スパンコール)刺繍」を発売

シークイン特有の煌びやかさが、ファッションの新しい表現手段として広く普及。タジマはシークイン刺繍と平刺繍を併用できる刺繍機を開発。シークインの華やかさと平刺繍の伝統的な美しさが融合し、幅広いデザインの可能性が拓かれました。

1990

アメリカ合衆国に
「Tajima America Corporation」を設立

1997

「15針式電子刺繍機」を発売

この年はモード史に残る偉大なクリエイションが多く生み出された、ファッション史の転換期。現在主流となった15針式(15色)の刺繍機が完成し、より色彩豊かな装飾刺繍がファッション業界に定着しました。

CHANGE

03

装飾刺繍機から
装飾×機能刺繍機へ

刺繍技術を活かし
ノンアパレル業界へも新規参入

2004

中国に
「上海田島精密ミシン有限公司」を
設立

2008

コード縫い付け機「TLMX ヒーター線仕様」を発売

婦人服を華やかにしたコード刺繍の仕組みを応用して、ヒーター線の縫付機を開発。クルマのシートやハンドル、電気毛布やホットカーペットなど多方面でのヒーター線縫付に対応。刺繍の技術はアパレル業界以外にも広く活用されるようになりました。

2009

コンポジットファイバー縫付専用機
「TCWM」を発売

炭素繊維などの強化繊維を縫い留めて、プリフォームを形成する加工機を開発。強化繊維の持つ異方性に考慮した設計で材料能力を最大化でき、軽量化と高剛性を両立。航空宇宙産業や自動車産業など様々な分野で導入されています。

2011

フランスに
「Tajima Europe S.A.R.L.」を設立

2014

穴加工・多色縫製・多色刺繍
1台三役の自動縫製機「PAX」を販売

刺繍技術(縫いと枠の制御技術)を応用展開し、穴加工、多色縫製、多色刺繍を1台で行う「PAX」を開発。工程ごとに行っていたデータ作成や機械の使い分けが1台に統合されたことで、精巧なデザインも美しく加工できるようになりました。カーシートやインテリアなど様々な業界で活用されています。

2017

コンパクト刺繍ミシン「彩」を発売

刺繍の裾野を広げるべく、一般消費者向けのコンパクト刺しゅうミシン「彩」を販売。仕上がりの美しさやスピードなど、プロから求められるタジマ刺繍機の性能ををそのままに、コンパクト化。小型で使いやすく、店舗等の刺繍サービスにも利用されています。

2019

「東海工業ミシン株式会社」から
「株式会社TISM」へ社名変更
AI刺繍機「TMEZ」を発売

生産現場の大きな課題であった「人手(熟練したオペレーター)不足」をAIによる自動化でサポート。刺繍の出来上がりを大きく左右する上糸の調整を自動で行うことで、複雑な刺繍も高品質な仕上がりを実現。生産現場での労働力不足や均質化、生産性向上に貢献しています。

CHANGE

04

モノ売りからコト売りへ、
刺繍ソリューションを提供

"世界一の刺繍カンパニー"を目指す

2022

カナダに
「Tajima Software Solutions Inc.」
を設立

ハードウェアとソフトウェアの両面で、より高度な製品開発・販売・アフターサービスを実現すべくカナダのソフトウェア会社をグループに迎えました。刺繍業界初の総合ソリューション企業として、お客様へのさらなるサービス向上に努めてまいります。

タジマはさらなる未来へ