2024年4月23日~26日にドイツ フランクフルトで開催された、縫製機器およびテキスタイル製造・加工技術専門の国際見本市「Texprocess 2024」に出展いたしました。
Texprocess2024のタジマブースでは、Tajima Smart Solutionsをテーマとして、当社最新技術のAI刺繍機 + ネットワークによるアパレル加飾工場のDX化をご紹介!
今回その様子をレポートします!
INDEX
Texprocess2024
展示会 概要
Texprocessは、縫製機器およびテキスタイル製造・加工技術専門の国際見本市です。世界各国から最先端の技術が集結し、多様な来場者が集まるこの見本市は業界で高い注目を集めており、重要な出会いの場になっています。昨年2022年度は、117の国と地域から63,000名が来場されました。
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開催国 | Frankfurt , Germany |
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開催日 | 2024年 4月 23日~ 26日 |
会場 | Messe Frankfurt 60327 Frankfurt am Main, Germany |
タジマ実演内容の一部ご紹介
DTFプリンター×TMEZ-S1501C
株式会社リコーとタジマのダブルブランドで、産業用の大型DTFプリンターを初出展しました。
DTFでプリントしたミュシャのイラストの上に刺繍を施しました。柄の位置合わせが難しいですが、タジマ刺繍機との組み合わせであれば、プリントのラインに沿って綺麗に刺繍を施すことが出来ます。タジマでは、刺繍×プリントの組み合わせで、加飾全体でソリューションをご提案します。
(詳しくはCONTACTよりお問い合わせください。)
TMBP2-X1501C プロトタイプ
初お披露目!「TMBP2-XC」のプロトタイプを出展しました。最大刺繍範囲が550×600mmと、タジマのシングルヘッドの中で一番大きな刺繍範囲を持つ刺繍機です。オプションのX拡張ユニットを用いることで最大550×1,200mmとさらに広い刺繍範囲を確保できます。
シングルヘッドながら大型マルチヘッド並の刺繍範囲を持ち、小さなアイテムから大きなアイテムまで、あらゆる刺繍に対応できます。
TMEZ-K1206C×多頭機用繰り返しウィザード
AI刺繍機 TMEZ-K1206Cでは、多頭機用繰り返しウィザードという機能を使用したパーソナライゼーションの実演を行いました。マルチウィザード機能を用いることで、一つのロゴデータに対し、1ヘッドごと異なるテキストを刺繍できます。スポーツチームのユニーフォームなど、大量の名入れ刺繍時にデータ作成の時間を短縮し、効率よく刺繍を施すことができます。
TMEZ-K1204C×マルチコード装置
AI刺繍機 TMEZ-K1204C×マルチコード装置の実演を行いました。マルチコード装置を用いることで、1ヘッドで最大6つのコードを使用して華やかに彩ることが可能です。コード刺繍で素材の風合いを活かした新しいデザインを表現することができます。
DG.net SaaS(Pulse ID)
ブース全体の刺繍機をDG.net SaaS(Pulse ID)でネットワーク接続し、刺繍機毎の稼働・生産状況をモニターで確認、生産管理を見える化。
また、ECプラットフォームを活用した刺繍オーダーの実演を行い、注目いただきました。
TMEZ-S1501C×オンデマンド染色装置 カラーリール
AI刺繍機 TMEZ-S1501C×カラーリールの実演を行いました。DG.net SaaS(Pulse ID)のMobileDesignerを使用し、お手持ちのスマートフォンで、刺繍パーソナライゼーションを体験いただきました。スマートフォン上で選んだデザインや配色に合わせてオンデマンドで糸を染色し、刺繍機に供給するためパーソナライズの幅が広がります。パーソナライゼーションビジネスが新たな潮流となっている今、タジマでは手軽かつ効率的に「刺繍パーソナライズ」を始められる環境を提供しています。
お客様の声
・刺繍×プリンターの実演に対し、加飾表現の多様な可能性に、多くの来場者から関心を寄せていただきました。
・弊社独自の「i-TM」技術による縫いあがりの自動調整機能を実演に対し、
刺繍機の初心者でも高品質な刺繍を安定的に生産できる本シリーズの魅力に、多くの来場者が興味を示されていました。
・刺繍のパーソナライゼーションを実演に対し、
近年増加しているパーソナライゼーション需要や刺繍生産工程におけるDXのソリューションとして、高い評価をいただきました。