3D刺繍|データ作成のポイント
ウレタンを置くためのストップコードを挿入
ウレタンを置く位置が分かるように輪郭を縫ってから、機械を停止させるストップコードを挿入します。
ウレタンを抑えるための、ステッチを挿入
置いたウレタンを固定するために、ランニングステッチを挿入します。
端面にウレタンを切断するステッチを挿入
ウレタンを切断するために、端面にサテンステッチを挿入します。糸密度は0.2mmに変更しましょう。
3D刺繍|準備するもの
3D刺繍|縫い準備のポイント
枠に両面テープで不織布を固定し、帽子をセット
帽子内側のおでこが触れる部分の布を一緒に縫わないよう注意しましょう。
クリップで帽子が動かないよう固定
クリップを使用しながら、帽子が動かないよう固定します。ズレが生じにくくなり、綺麗に仕上がります。
帽子枠を刺繍機にセット
帽子枠を刺繍機にセットします。カチッとなるまで押し込みましょう。
3D刺繍|操作パネルでの準備
キャップへ刺繍を行う際には、作成データの向きを逆にします。作成データをそのまま帽子へ刺繍してしまうと、デザインが上下逆さまになってしまうので注意しましょう。(データ作成時に変更している場合はこちらの設定変更は不要です。)
また、トレース機能を使用し、刺繍枠に当たらないかしっかり確認することも重要です。
3D刺繍|刺繍の流れ
ストップコードによる一時停止
データ作成時にストップコードを入れたため、外周をランステッチで縫った後、刺繍機が一時停止しました。ストップコードを入れ忘れるとウレタンの設置ができないので注意しましょう。
ウレタンを設置
ウレタンには両面テープを貼り、立体部分に設置しましょう。両面テープで固定することで、縫いが安定し綺麗に仕上がります。
縫いを再スタート
データ作成時にウレタンを抑えるためのランニングステッチを挿入することで、ウレタンがしっかりと固定されます。
刺繍完了
刺繍の上部や下部が綺麗に縫われていない場合は、帽子枠のセット時やトレース時に位置を再調整しましょう。
3D刺繍|刺繍後のウレタンを綺麗にするコツ
刺繍後は余分なウレタンを外していきます。小さなウレタン残りはドライヤー等で熱を当てると綺麗に仕上がります。ポリエステルの糸を使用する場合は溶けやすいため、ドライヤーの近づけすぎには注意しましょう。
キャップへの3D刺繍の方法をご紹介しました!
詳しい方法は是非YouTube動画からご確認ください。