乗る人の感性を刺激するワンランク上の極上空間へ

次世代モビリティの進化が加速する中、特に注目を集めているのが車内空間の価値向上です。「移動時間の過ごし方が変わる」とも言われており、自宅や職場と同じような空間づくりや快適さが求められるようになっています。
そこで、タジマは今までに培ってきた刺繍技術や先端技術で、デザイナーが作り出したい特別な空間づくりをサポート。デザイン性と快適さの両立に貢献します。

 

穴加工×多色縫製×多色刺繍で、機能とアートを両立

合成皮革・ヴィーガンレザー・本革など、様々な素材への穴加工・多色縫製・多色刺繍を1台で行える多機能ミシン「PAX」は、機能性やデザイン性をさらに広げる製品です。自動車やRV、クルーザー、プライベートジェットなど様々なモビリティに、より快適で美しい空間を提供します。

「TFP工法」を用いて、軽量化・強度・耐久性とデザイン性を両立

近年、航空宇宙分野や産業分野など 様々な業界でCFRP(炭素繊維強化プラスチック)の活用が進められています。CFRPは「軽量」「高強度」「高剛性(たわみにくい)」という機能性を兼ね備えており、航空機部品、自動車部品などに用いられています。タジマでは、CFRPの素材能力を最大限に活かす配向設計「TFP工法」を提供。軽量化と高剛性を両立した製品・部品の製造をサポートします。

  

カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを支援

もともと炭素繊維には繊維配向にしか強度を発生しないという特徴があるため、従来のUDテープ材やシート材を使用した工法では、素材が持つ強度を十分に発揮させることができていませんでした。そんな課題に対し、タジマの刺繍技術から生まれた繊維加工機「TCWM Spec.2」と、産学連携により生み出された「TFP工法」を用いることで、どんな形状であっても十分な強度を出すことが可能に。炭素繊維の特性を最大化する加工技術をもとに、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを支援しています。

TFP工法はこちら

  

最適なサプライチェーン構築を支えるタジマのトータルソリューション

サプライチェーンの最適化はブランドや企業にとって非常に重要な問題です。昨今では、地政学的なリスクやエシカルな生産/消費であるかも考慮したうえでサプライチェーンを構築していくことが求められており、タジマではお客様の提供したいサービス・価値に合わせた最適なサプライチェーン構築を支援します。タジマ独自のAI技術やオートメーション技術のほか、生産設備の効率的な運営を可能にするシステムの提供など、ハードウェア・ソフトウェアの両面から生産拠点をサポートします。また、全世界60社を超える販売ネットワークで世界中どこでも高品質のサービスを受けることが可能です。導入からメンテナンス・アフターサポートまで、安心してお任せください。

 

「DG.NET SaaS」を導入し、より効率的な工場運営を

「DG.NET SaaS」は、加工データの自動作成から、データの転送、生産状況やレポート作成までを一括で行えるシステムです。クラウドサービスとなっているため、導入コストを抑えながら、スピーディに導入可能。機械の稼働状況や生産状況も可視化でき、生産効率の評価や工場運営の最適化にも貢献します。

 

おすすめの製品紹介

 

 


「JEC COMPOSITES INNOVATION AWARDS」を受賞

株式会社TISMを含む4社(※)で取り組んだ「CFRP-アルミニウム一体化モノコック-」の製作が「JEC COMPOSITES INNOVATION AWARDS」を受賞しました。
CFRPの有効活用やカーボンニュートラルの向上を目的とした実証実験の生産工程には、タジマのTFP工法やコンポジットファイバー縫付専用機「TCWM」などの刺繍技術が活用されています。
※トヨタ自動車株式会社、株式会社豊田中央研究所、株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント、株式会社TISM