生産と消費のあり方を変え、地球を守る社会をつくる
持続可能な社会の構築は、私たちが豊かな未来を次世代につなぐための責務であり、今後ますますその重要性が高まることでしょう。そこでタジマが取り組んでいるのが、生産時のロスや在庫の削減です。生産と消費のあり方が新たな局面を迎える今、刺繍技術を通して課題を解決し、社会に貢献していきたいと考えています。
生産時のロスを削減し、環境にやさしい社会へ
完成品への刺繍で在庫削減に
筒状製品の刺繍に用いるシリンダータイプは、完成品の服や帽子などへの刺繍ができるため、お客様からの注文に応じた刺繍が可能。バリエーションごとに在庫を持つ必要がなくなることで、「使う分だけ作る」「在庫を持たない」といったロスのないオンデマンド生産に繋がります。
AI刺繍機の導入により、生産ロスを削減
AIが自動で上糸調整を行う「i-TM」や、自動布押え機能「DCP」が搭載されたタジマ独自の刺繍機を導入することで、オペレーターの技量にかかわらず、高品質な刺繍を安定して生産することが可能です。安定した生産で不適格品の発生を抑え、生産ロスの削減につなげます。
刺繍パーソナライゼーションでお客様一人ひとりに合った製品を
「DG.NET SaaS」で、エシカル消費に貢献
購買体験の満足度を高める、刺繍パーソナライゼーション。タジマでは、そんな刺繍サービスの導入を支援するシステム「DG.NET SaaS」を提供しています。刺繍を通してお客様の特別な想いが込められた商品は、きっと長く大切に使っていただける。刺繍が、消費のあり方を考えるきっかけになるはずです。
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サステナブルな素材に対しても美しい刺繍が施せるように
サステナブルな取り組みとして、エシカル素材を活用する事例も増えています。タジマのAI刺繍機を用いれば、植物由来のヴィーガンレザーや再生素材を使った糸などであっても、自動調整によって美しい仕上がりを可能にします。
軽くて強いカーボン素材の活用で環境負荷の軽減へ
金属よりも軽くて強い炭素繊維は燃費向上やCO2削減にもつながるため、航空機や自動車への採用が増えています。タジマでは刺繍技術を活用することで、従来工法(UDテープ)では難しかった、炭素繊維の特性を最大限に活かす製品製造を可能にしました。また、従来工法に比べて生産過程での歩留まり率も改善され、材料を無駄なく使用できます。刺繍技術はアパレルの枠を超え、産業界における環境への配慮にも貢献しています。
TFP工法
TFP工法は炭素繊維だけでなく、植物繊維などへの活用も可能です。バイオプラスチックなどのサステナブル素材を使うことで、100%バイオ素材での製品を生み出すことができます。
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